アニメ「薬屋のひとりごと」第2期が完結し、子翠のその後に注目が集まっています。

子翠は生きているの?
この記事では…
- 「薬屋のひとりごと」子翠のその後は?
- 日本に渡った可能性がある?
- 子翠の再登場はある?
以上のことについて調査しました。
【薬屋のひとりごと】子翠のその後は?生きていた!

「薬屋のひとりごと」子翠は、その後、玉藻(たまも)と名前を偽り交易船へ乗って国を出たと考えられます。
薬屋のひとりごと2期のラストで「玉藻(たまも)」と名乗る女の子が登場します。
黄色の瞳で紫がかった髪色が子翠とそっくりです。
また、猫猫がお守りとして子翠へ渡した「壬氏の簪」をもっています。
このことから、子翠=玉藻であると分かります。

簪が盾になって銃弾から助かっていたのですね!
玉藻は、反逆者となってしまった以上、もう国に留まることはできません。
「海の向こうとかおもしろそうだよね…」と言っていたことから、交易船に乗って国を出た可能性が高いでしょう。
子翠はなぜ簪を交換した?
子翠が猫猫からもらった簪を交換したのは、生きていることを猫猫へ伝えるためである可能性が高いです。
壬氏の簪は、高級品で製作者が特定できるほどの代物です。
そのため、その簪が誰かの目に留まって、壬氏のものだと分かるかもしれません。
簪が壬氏のもとへ返ることで、猫猫に子翠が生きていることを伝えられる可能性に賭けたのでしょう。
玉の蝉も子翠であることの伏線?
子翠は、簪を「玉の蝉」と交換していますが、「玉の蝉」には復活や再生の意味があります。
玉の蝉は、古代中国で死者の口に含ませる玉製の蝉のことです。
これには復活や再生、そして死者の魂が天に昇る「羽化登仙」を願う意味が込められています。
子翠が玉の蝉と交換したのは、読者(視聴者)に子翠が復活していることを暗示していると考えられます。
【薬屋のひとりごと】子翠はその後日本へ?

子翠はその後、日本へ渡った可能性が考えられています。
理由はこちらです。
- 玉藻=玉藻前の可能性
- 玉藻前は中国古代王朝の妲己とも言われる
子の一族の物語は、玉藻前をイメージしているのかもしれませんね。
玉藻=玉藻前の可能性
玉藻から連想されるのは、平安時代末期に鳥羽上皇の寵姫だったとされる玉藻前です。
玉藻前は実在の人物をモデルとした伝説上の人物で、正体は九尾の狐です。
子翠は楼蘭妃としている間は、濃い化粧をして「狐のような化粧」と称されたこともありました。
また、その一人二役をして周囲を化かしている様子は、まさに狐をイメージしているようです。

子の一族は狐神を祭っていましたね。
「薬屋のひとりごと」古代中国モデルですが、架空の国を描いています。
そのため「日本」とは言い切れませんが、日本のような国へ渡ったかもしれませんね。
子翠は玉藻前がモデルと考えると、そこでまた寵姫になっているかもしれません。
玉藻前は中国古代王朝の妲己とも言われる
玉藻前の伝説では、中国古代王朝の妲己(だっき)が遣唐使船に乗って日本へ渡ってきたといわれています。
玉藻前は、もともと中国古代王朝殷(いん)の王の后である妲己だったと言われていますよ。
伝説を簡単にまとめると…
- 九尾の狐は王の妾の身体を乗っ取った
- 王と妲己は暴政により処刑される
- 処刑の際に九尾の狐の姿を現し逃亡
- その後、摩竭陀(まがだ)国の王子夫人になるがバレる
- 周の幽王の后となるが、またバレる
- 若藻という女性に化け遣唐使船に乗り日本へ

王の后になっては悪いことばっかりして、毎度バレています。
子翠は、上級妃でありながら禁軍に処刑されそうになり、逃れる…という点が玉藻前伝説と一致しています。
このことから、第2期ラストで言っていた「海の向こう」は日本モデルの国である可能性が高いでしょう。
【薬屋のひとりごと】子翠は再登場する?
小説版やなろう版では2025年7月現在、子翠は再登場していません。
しかし、玉藻前をモデルとしているなら、日本モデルの国で寵姫となっている可能性が高いです。
そのため、今後の話によっては「特使」として壬氏や猫猫の前に再登場する可能性はまだあるでしょう。
猫猫の前でいたような、ありのままの子翠として、他国で幸せになれているといいですね。

再登場が待ち遠しいです!